なぜビジネスパーソンにユーモアが必要なのか?
ユーモア・エンジニアであるアンドリュー・タービン氏は、自身が講演した TEDx でユーモアを仕事で使う人には、様々なベネフィットがあるとしています。
ユーモアを仕事で使う人は
・ より生産的(More productive) Psychology Today
出典: “Humor at work” , Andrew Tarvin, TEDx Ohio State University
・ よりストレスが少ない(Less stressed)American Psychological Society
・ より稼ぐ(Paid more)Harvard Business Review
・ より幸せ(Happier)journal of Aging Research
ユーモアは持って生まれたセンスか、それとも鍛えられるスキルか?
“ユーモアは生まれ持ったセンスではなく、誰でも高められるスキル”です。
「あのお笑い芸人さんは、物心がつくころからおもしろかった」、「私なんかユーモアのセンスのかけらもないつまらない人間です」など、多くの方が ユーモアは、生まれ持った才能、センスだと思われています。確かにその人すら意識しないおもしろい特性を持った人はいます。しかし、それでは、お笑い芸人さんが養成所に通い、日々おもしろくなろうとする努力に説明がつきません。
そこで、芸能従事者へのアンケート調査をもとに 「人を笑わせる能力 」や「人を楽しませる能力」を研究、尺度化したものが、「ユーモア・スキル」になります。
ユーモア・スキルの4つの能力
「ユーモア・スキル」は、以下の4つの能力(因子)から成り立っています。
第1因子 | 表現力 | 笑い表現(反応)を行うための声や表情・動きまたは意欲を司る能力 |
第2因子 | 創造的思考力 | ユーモアを感じ取る(生み出す)ために視点を変えて思考する能力 |
第3因子 | コーピング力 | ユーモアを感じ取る(生み出す)際に生じる緊張や不安に対処する能力 |
第4因子 | 論理構成力 | ユーモアを表現するための論理の構成または立て直しを司る能力 |
ユーモア・スキルを養成する
ユーモア・スキルの4つの能力をバランスよく高めていくことで、日常のコミュニケーションにおける悩みを「笑いの力」で解決していくことができると考えています。
また、「ユーモア・スキル」を養成するために、即興(インプロ)コメディのエクササイズや漫才、コント、ツッコみフラッシュカード、すべらない話、ひな壇、トークショーなど、様々なコメディ手法を取り入れたワークにより体験的な学習を行っていきます。