日本即興コメディ協会のブログ

心理的安全性フェス 講師インタビュー: 高尾 弥生さん

心理的安全性アンバサダー9期のいけちゃんです。


心理的安全性フェスティバルで講師をされるアンバサダーにインタビューし、セミナーやワークショップの魅力についてお伝えしたいと思います!


今回は、高尾 弥生さん(あひる)にお話を伺いました。

講座名:『心理的安全性×1枚の写真から
Day2: 2021年12月19日(日) 21:30~21:50
【A-5】ワークショップ

タイトルからすごくワクワクしますが、あひるさんのワークショップではどんなことが体験できるんですか?

ふき出しの付いた一枚の写真を見て、そのふき出しに思い付いた言葉を入れます。

そしてグループでどう思ったかをシェアして、お互いの考えに共感し寄り添って一つのストーリーを作り上げていきます。

一人一人が出した考えの要素を取り入れてストーリーをつくるので、どうしてそう思ったのか何を見てどう感じたのか対話して深めていく必要があるんですね。

対話をする中で、自分とは異なる考えに触れていきます。
相手も自分と同じ感覚でモノを見てると思ってしまいがちですが、ぜんぜん違う捉え方をしてるということに対話を通して気づくことができます。

この気づきが深い学びになっていくんです。

自分の考えも伝えつつ、相手の考えを受け入れていくという「共創」のプロセスを体験できるんですね!

このプロセスは心理的安全性にも繋がると思いますが、あひるさんがワークショップで心理的安全性を高めるために大切にされていることについて教えていただいても良いですか?

たくさんあるんですけど、
・否定しないこと
・可能性を見出すこと(あり得るという考えを持つこと)
・答えは一つではない
ですね。

このことはワークショップの参加者の方にもルールとしてお伝えしています。

どれも心理的安全性を醸成する上で重要な要素ですね!普段の仕事や生活の中でも大切にしたい考え方だと思います。

そうなんです。一枚の写真を見ても感じ方は人それぞれで、答えは一つじゃないということ。

それを自分の日常の場面に切り替えた時にも同じように考えられるかが大事なんです。

私たちの日常を一瞬一瞬の静止画が連続したものとして捉えた時、その中で切り取った一枚の静止画を見て、自分は〇〇と思うけど、相手は××だと思っていたということは当たり前のように起きます。でもそれは対話をしてみないと分からないですよね。

つい相手も自分と同じように考えてるだろうと思ってしまうんですが、その一瞬一瞬に「自分の思い込みで判断してないか?」と問いかけて相手と対話していくことが重要だと思ってるんです。

自分の日常についても考えさせられます。自分の思い込みのフレームを外すには対話がキーポイントになりそうですね。

対話をして異なる考えを知ること、そしてその考えを否定せず、あり得るかもという視点で受け入れることが新たな気づきになっていくんです。

小さなことでもこうした気づきや学びを得ることは人生を豊かにすることでもあると思っています。

写真一枚から自分の人生を振り返るきっかけにもなるんですね!

あひるさんのこのワークショップは特にどんな方におすすめですか?

大人も子どももどんな年齢や立場の方でも大歓迎です。

過去にはグループワークで子どもさんがファシリテーション能力を発揮して周りの大人が驚かされるなんてこともありました。

多様な考えに触れ、今までにない視点で物事を考えるきっかけになると思います。

時間が許せば親子参加というのも素敵な時間になりそうですね!

最後に参加される方にメッセージをお願いします。

一枚の写真が連続すると動画になります。

私たちの日常も同じで一瞬一瞬が一枚の写真となり、それが連続して人生という動画になります。

人生の動画の中から一瞬を切り取ってそれを共有し、対話によって新たな学びを得ることは人生をより豊かにします。

このワークショップの体験後には人生を見つめ直す新たなきっかけを得られることでしょう。

どうぞご参加ください。

あひるさんありがとうございました!

一枚の写真から対話の重要性や人生を振り返るための方法まで多くの学びを得られるワークショップだと感じました。

少し遅い時間になりますが、親子参加も歓迎です!
またお知り合いやお友達でこうした情報を必要としている方がいらっしゃればワークショップの情報をシェアしてもらえると嬉しいです。

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