日本即興コメディ協会のブログ

心理的安全性フェス 講師インタビュー: 浜屋 陽子さん

心理的安全性アンバサダー9期のいけちゃんと申します。


心理的安全性フェスティバルで講師をされるアンバサダーにインタビューし、セミナーやワークショップの魅力についてお伝えしたいと思います!


今回は 浜屋 陽子さん(れくまり)にお話を伺いました。

講座名:『心理的安全性×教室
Day2: 2021年12月19日(日) 19:10~19:40
【A-1】セミナー

このセミナーではれくまりさんが力を入れているクラスづくり(学級経営)について学べるということですが、れくまりさんが実践されている教室での心理的安全性について教えていただけますか?

教室というのは子ども達にとってのホームグランドであり、先生はホームグランドの居心地を良くするための仕掛け人兼ムードメーカーだと思っています。

教室の居心地を良くするために心理的安全性アンバサダーのワークショップでもやっていたYes,Andや最高の観客などの要素を取り入れたゲームを学級会や朝と帰りの会、そして授業の合間などに取り入れています。

他にも時間が数分あればすぐに始められるゲームや Zoom でできるゲーム、子どもたちの自己肯定感を高めるために実践している教室内での工夫についてセミナーでお伝えしたいと思っています。

リアルでも Zoom でも児童の皆さんがワクワクするゲームがいっぱいあるんですね。

そしてゲームを通して自然と自己肯定感を高められるなんて素敵です!

子ども達の自己肯定感を高めることができるゲームの一つに「ひみつの友達」という活動があるんですよ。

1日こっそり1人のお友達を観察して、そのお友達の良いところをカードに書いて渡すんです。そうすると、受け取った子は自分でも気付いていなかった長所を伝えてもらえたり、それを褒めてもらえることで自信を持てるようになるんです。教室の雰囲気が良くなって心理的安全性が高まってるなぁと実感する瞬間でもあります。

また保護者の方がそのカードを見ることで、我が子が学校でお友達と良い関係を築けていることを知って喜んでくださってます。

こんな実践も詳しくご紹介するので、ぜひ参加してほしいです。

教室の中が優しい空気でいっぱいになっているのが伝わってきます。

保護者の方の安心にも繋がっているというのは心理的安全性の影響の大きさを感じますね。

れくまりさんがクラスづくりに力を入れたいと思われたきっかけは何かあったんでしょうか?

良い授業をするために教材研究に力を入れることはもちろん大切なんです。でも、それだけじゃない。授業がうまくいくかどうかは、学級の温かい風土があることが鍵だと思うんです。自分自身、うまくできなかった経験を通して痛感したことです。

子ども達の自己肯定感が低かったり、クラスに居場所がないと感じている場合、教室の雰囲気も良くない方向にいってしまいます。

でも子ども達は誰でも楽しい時間を待ってるんですよね。
「今日も学校楽しかった!」とか「このクラスが好き」とか「失敗しても大丈夫!」という気持ちを感じてもらえるように、子ども達の心を耕すことが教師の1番の役目だと思っています。

今ではクラスづくりは私のライフワークになってます。

先生が仕掛け人として、クラスの雰囲気を作っていくということですね。参考にしたいと思う方は多いと思います。

このセミナーは特にどんな方に聞いてほしいですか?

セミナーでお伝えしたことがクラスづくりで悩んでいる先生や経験の浅い先生方の引き出しのひとつになれば嬉しいです。

また学校だけではなく、会社や家庭でも心理的安全性を高めるために活用していただける内容になっていると思います。

そうですね!会社や家庭でも実践できる要素が詰まっていますね。

最後にこのセミナーに参加される方にメッセージをお願いします!

子ども達は、受け入れてくれる先生や友達がいることを実感できると安心し、居心地が良いと感じてくれます。

そしてホームグランドが温かい場になると、失敗しても大丈夫という空気が生まれ、心理的安全性も高まります。

今までクラスづくりで実践してきたことが温かい空気を生み出すクラスづくり、職場づくり、家庭づくりの参考になれば嬉しいです。

れくまりさんありがとうございました!

教室の中が楽しく温かい空気に包まれているのが伝わってきます。また心理的安全性を作るには日々の積み重ねが重要だと改めて感じました。

お知り合いやお友達でこうした情報を必要としている方がいらっしゃればセミナーの情報をシェアしてもらえると嬉しいです。

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