心理的安全性アンバサダー9期のいけちゃんです。
心理的安全性フェスティバルで講師をされるアンバサダーにインタビューし、セミナーやワークショップの魅力についてお伝えしたいと思います!
今回は、河野 敬子さん(けいこさん)にお話を伺いました。
講座名:『心理的安全性×SDGs』
Day1: 2021年12月18日(土) 21:00~21:50
【B-4】【B-5】セミナー
企業や自治体でSDGsに取り組むところも多くなっていて、SDGsに対する関心が高まっているように感じます。今回の心理的安全性×SDGsの中ではどんなお話が聞けるんでしょうか?
SDGsって最近マークをよく見かけたり、ワードそのものを聞くようになりましたよね。
SDGsの目標は難しそうに思ってしまうんですが、意外にも私たちは生活の中で自然とSDGsに取り組んでいるんです。
もちろんSDGsに取り組もうと思いから実践されている方もいらっしゃると思いますが、今回のセミナーでは私たちの生活に身近なSDGsにはどんなものがあるのか知って頂けたらと思っています。
日常にあるSDGsについてぜひ知りたいです!以前より環境について考えて行動するようになりましたがSDGsの目標はどれもスケールが大きくて、できることが少ないんじゃないかと思ってしまうことがあります。
SDGsが自分事に思えないという方もいらっしゃると思うんですけど、これは捉え方の違いだと思うんです。SDGsに限ったことではないですが、どういう視点で物事を見るかで捉え方は変わります。
自分だけのことを見る人、自分の家族や所属している組織から物事を見る人、社会や地球というさらに大きな関わりの中から見る人、考え方は人それぞれあると思いますが、もし自分を地球の一部として捉えるなら、地球に対してぞんざいな扱いはしないんじゃないかなって。
そういうふうに自分も大きなものの一部と考えるだけで主体性は変わると思うんです。
自分の視点がどこにあるのか考えさせられます。大きな繋がりの中にいるという視点は新鮮でした!
過去100年ぐらいを振り返ると人間は確かに地球を傷つけてきたという事実があります。
それは先人たちの責任じゃないかという考えもありますが、地球に暮らし自分がその一部だと考えれば地球に対して責任を果たしていくのも自然なことだと思うんです。
自分が地球というより大きな繋がりの中にいると考えると、SDGsの取り組みがどんなに小さなものでも巡り巡って地球のためになっているんだなぁと思えますね。
今回はこうしたSDGsの取り組みと心理的安全性がどのように繋がっていくのかが気になります。
私が携わっている国際協力のお仕事はSDGsの取り組みとも密接な関係があるんですが、今回は国際協力の中で得た知識や経験・技術を活用して国内の自治体の課題解決に取り組もうとしている事例をご紹介します。
何かの課題を解決するためにはチームビルディングが必要不可欠です。
とはいえ、今回は自治体× JICA職員×民間企業(開発コンサルタント)×大学生という年齢も立場も様々な人が集まるチーム且つコロナ禍でリアルで集まることが難しい状況。
そんな中でも心理的安全性アンバサダーとして、チームの中に心理的安全性を作っていきたいという思いもあって、日本即興コメディ協会のメンバーに講師をお願いし、「心理的安全性醸成ワークショップ」をオンラインで行ったんです。
これがとても効果的で、びっくりするほどメンバーと打ち解けることができて。
オンラインでも自由に発言できる空気やお互いを受け入れる空気が生まれて、課題解決に取り組む準備がスムーズにできました。心理的安全性は雲を掴むようなものに感じますが、これからの時代はそうした目に見えないものに価値を見出せるかが大事だと思います。
様々な年齢や立場の人が集まっても心理的安全性を醸成することができれば、課題解決もグッと前に進みますね!
そうですね。何かを作り出すとき、その前段階として打ち解けるまでの壁が大きいし、そこから全員の意見を引き出していくのはもっと難しいものになります。
特に今の時代は答えがないところに答えを出すことが求められるケースが多いので、一人だけの考えではどうしても限界が生じます。
新しいアイディアを生み出したい時、チームのメンバーからの意見を聞き、それを受け入れて発展させていくような共創的なプロセスが必要だと思っているんです。
心理的安全性を醸成し、チームで共創するために行った具体的な内容をセミナーでお聞きするのが楽しみです!
今回のセミナーは特にどんな方に聞いてほしいですか?
今回は自治体での実例を取り上げるので、「自治体や地域でSDGsに取り組みたい」、もしくは「取り組んでいるけどうまくいかない」と感じている方に聞いていただけると実際に行動を起こすためのヒントやきっかけを知ってもらえるのではないかと思います。
心理的安全性を醸成するにはどうしたらいいか悩んでいる方も多いと思うので、実例を知ることで具体的なアクションについて考えることができますね。
最後にけいこさんから参加される方にメッセージをお願いします。
心理的安全性を土台に共創することで、「なんとなくこうあるべき」みたいな思い込みの枠が外れやすくなると思います。思い込みの枠を外すためには自分と異なる意見を受け入れることも重要です。
そうすることで世界はもっと広くて楽しいものだと感じられます。
気軽にご参加頂いて「こんな事例もあるんだ」と知ってもらえたら嬉しいです。
自治体や地域の中でSDGsの課題を解決する上で心理的安全性を醸成することの重要性を知ることができました。
SDGsに関心がある方、自治体や地域でSDGsを行っていきたい方
ぜひご参加お待ちしております!
またお知り合いやお友達でこうした情報を必要としている方がいらっしゃればワークショップの情報をシェアしてもらえると嬉しいです。