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心理的安全性につながる行動とは?:「仕事を学びとしてとらえる」

いつも心理的安全性アンバサダー’s ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

1分で読める「心理的安全性につながる行動とは?」、今回は「仕事を学びとしてとらえる」です。

VUCA 時代に必須のチームのコラボレーション

VUCA < Volatility(ボラティリティ:変動性)、Uncertainty(アンサートゥンティ:不確実性)、Complexity(コムプレクシティ:複雑性)、Ambiguity(アムビギュイティ:曖昧性)の頭文字をとった造語 > と呼ばれる今、多くの仕事が非常に複雑で、正確な結果の予測やその方法を前もって知ることは難しい状況です。

仕事やその変化にスピードや柔軟性が求められているのもそのためであり、このような複雑な環境では、ひとりのリーダーだけに頼るのは限界があり、チーム全員のコラボレーションが必須です。

仕事を学びとしてとらえる

真のコラボレーションは、チーム全員の心理的安全性の上に成り立ちます。誰にも答えがわからない時代において、特にリーダーが自分や他のメンバーが何かを知っているということよりも、「知らないことを認める」ことがチームの心理的安全性のために重要です。

リーダーが、勇気を持って積極的に知らないことを認めることにより、メンバーは、「率直な意見」を言えるようになります。そして、チームの心理的安全性が高まり、メンバー全員が仕事を学びの機会(学習問題)としてとらえられるようになるでしょう。

まずは、自らの何でも知っているという雰囲気を「それ、よくわかってないから、詳しく教えて」と声をかけて変えてみることからはじめてみましょう。知らないことを認めることは、心理的安全性をつくる上で重要です。ぜひ、お試しください!


心理的安全性フェスを開催します!

グーグル社の研究発表に引用され、より注目されるようになったハーバードビジネススクールのエドモンドソン教授が論文で心理的安全性を提唱したのが1999年。それから20年以上が経ち、心理的安全性の研究の興味は、効果検証から何が心理的安全性を促進するかに移行されてきている、といわれています。これは、心理的安全性の効果は広く知られるようになり、様々な現場での実験や実践で得られた知見を共有する段階にきているということでしょう。

また、心理的安全性を知り、実践する心理的安全性アンバサダーは、2020年から認定ワークショップを開始し、現在様々な現場で100名近い方々が日々実践をし、その知見を共有しています。

そこで、その知見を多くの方と共有すべく、12月18-19日にオンラインで『心理的安全性フェスティバル』を開催することとなりました。

基調インタビューでは、エドモンドソン教授の近著「恐れのない組織」で解説を上梓した早稲田大学の村瀬准教授をお招きし、心理的安全性に欠かせない共有的認知を中心にお話を伺います。

また、基調対談では、バックログ~♪でおなじみのヌーラボ社の橋本社長をお招きし、日本即興コメディ協会代表理事兼お笑い芸人の矢島と「ヌーラボx心理的安全性x笑い」をテーマにグローバルでテレワークを実践するヌーラボ社の心理的安全性の秘密に迫ります。

今回2日間の開催で、1日目は「ビジネス」、2日目は「教育」を中心に「心理的安全性 × 」をテーマに心理的安全性アンバサダーの実践発表をお楽しみください。

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