• このエントリーをはてなブックマークに追加

「笑顔」の3つの効果を実証!?メジャー制覇した渋野日向子選手のココがすごい

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

先日のAIG全英女子オープンで日本選手として42年ぶりにメジャー制覇を果たした女子ゴルフの渋野日向子選手。42年ぶりの偉業もさることながら、ここまで「笑顔」に注目が集まったことはなかなか無いのではないでしょか?

このような注目に対し、日本即興コメディ協会として、「笑顔」の効果についてお伝えしないわけにはいきません。

目次

  1. 笑顔はアスリートのパフォーマンスを向上する
  2. 笑顔でライバルにプレッシャーをかけることができる
  3. 笑顔で観客をも味方につけることができる
  4. 笑顔の3つの効果のまとめと応用

笑顔はアスリートのパフォーマンスを向上する

スポーツにおける笑顔の効果については、多く知られるところではありますが、様々な研究があるなか、東海大学の高妻容一教授の実験を引用にてご紹介します。

高妻さんは、あるTV番組の企画で笑顔の効能を示す実験を実施。笑顔のときと真剣な顔のとき、それぞれで100m走のタイムとピッチングの球速を記録した。結果として、100m走では笑顔のときに13人中7人のタイムが平均0.18秒縮まり、ピッチングでもやはり笑顔のときに9人の球速が平均12キロも速くなった。さらに選手たちからも、「笑顔のほうが力まずに動けるから走りやすい」「フォームがダイナミックになるのを感じた」などの声が挙がったという。

普段から笑顔を心がけるのはもちろん、プレッシャーを感じる局面ほど意識的に笑顔を作ることで、知らず知らずのうちにパフォーマンスは向上する。

出典:「スポーツ心理学者が明かす本番に強い人の共通点」、日経ビジネス

この実験で改めて、100m走のタイムやピッチング時の球速が上がることなど、笑顔がアスリートのパフォーマンス向上に寄与することが、よく理解できます。これは、笑顔により身体の余計な部分の力が抜けることにより、本来のパフォーマンスが発揮できるということの現れだと考えられます。

笑顔でライバルにプレッシャーをかけることができる

最終日にトップ争いをしている相手が常に笑顔でラウンドしていたら、あなたはどう感じますか?

ラウンド中常に笑顔でいて、観客とハイタッチする渋野選手を他のライバル選手達は「どんだけ、余裕あるの?」と感じていたに違いありません。海外初挑戦で彼女の情報がほとんどない中、笑顔の新鋭にあっけに取られていたことは、想像に難くないことでしょう。

同じように優勝争いのプレッシャーを感じているはずの渋野選手が常に笑顔でいることで、自然と相手にその余裕が伝わり、逆にプレッシャーを感じてしまうと考えられます。

笑顔で観客をも味方につけることができる

更に、笑顔の効果といえば、自然に観客を味方につけることができる、ということもあります。

  1. しかめっ面で、観客にニコリともしない選手
  2. 常に笑顔でホール毎に観客とハイタッチをする選手

皆さんは、どちらを応援したくなるでしょうか?

日本では未だに「真剣勝負に笑っているのは不謹慎だ」と言う声が聞こえてきそうですが、世界で戦うアスリートが日に日にギャラリーを味方につけて行く姿で、笑顔の素晴らしさを証明してくれました。

人は笑顔でいてくれる人に好感を覚え、その人が頑張っている姿を見れば、自然と応援したくなるものなのです。渋野選手は、笑顔で観客を味方につけ、更に自分を乗せって行って、偉業を成し遂げることができたのです。

笑顔の3つの効果のまとめと応用

まとめますと、アスリートにとって笑顔は、

  1. 身体的、精神的なパフォーマンスを向上してくれる
  2. 自身の余裕を見せ、対戦相手にプレッシャーをかけることができる
  3. 観客を自然と味方に付け、自身をさらに乗せることができる

といった素晴らしい効果があります。これらはもちろんアスリートだけでなく、様々な現場で働くビジネスパーソンにとっても応用できることばかりです。

普段、真剣な面持ちで仕事に取り組まれている方が、急に渋野選手のような笑顔になると「どうしたの?」と聞かれてしまいそうですが、口角を上げる、作り笑顔をしてみる、というのでも効果があります。良い事ずくめの「笑顔」ですが、まずは自ら笑ってみる、人の笑顔に笑顔で応えてみるなど、身近なところからスタートしてみてはいかがでしょうか。

最後に職場に笑顔を増やしたいと考えている方におすすめな方法を一つ、それは決して、ご自身が面白くなることではありません。職場でのふとした日常の出来事や同僚の何気ない一言を「少し大げさに面白がる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。ちょっとしたことに笑ってくれる人がいると、自然と笑いがその場に増えていくことを感じられると思います。

日本即興コメディ協会では、ユーモア・スキルや応用インプロ(即興コメディの教育手法)の研修を通じて、企業や教育現場に笑いや笑顔を届けています。このような研修に少しでもご興味がおありでしたら、気軽にお問い合わせください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加